大学時代は飲食店アルバイトやダンスサークルでの活動を通して「人を楽しませる時間・場所創り」の楽しさを知り、これを就職活動の軸にしていました。重視していたのは、「人を笑顔にできる職業かどうか」でした。そうした中、東京サマーランドはプール・遊園地の運営だけでなく、周辺地域を大切にする姿が非常に印象的でした。当時から秋川流域を清掃・美化する「秋川クリーンアップ活動」や多摩地域のスギ・ヒノキ林を花粉の少ないスギなどに植え替える「花粉の少ない森づくり」を実施するなど、他の遊園地とは違った取り組みに魅力を感じて入社を決めました。

    東京サマーランドには、プールや遊園地のほかにも、ゴルフ練習場、オートキャンプ施設、ドッグラン施設、釣り施設など、さまざまなセクションがあります。入社後は運営事業部に配属され、ドッグパークエリアの受付業務を担当しました。その後、現職となり、主にテレビやYouTubeなどの撮影の受け入れ、ステージイベントの企画・調整を担当しています。
    以前、全国ネットのテレビ番組で、サマーランドを紹介するというコーナーがあり、私がインタビュー対応をさせていただくことに。すると、地元静岡の友人から「テレビ、見たよ！」という連絡がたくさん来たのです。テレビの宣伝力に驚くと同時に、自分の地元に東京サマーランドという名前を届けられたことに、大きな喜びを感じました。
    このほか、各セクションの魅力をより多くの方に知っていただくため、Instagramを中心としたSNS配信も各担当者と協力しながら行っています。お客様の来園状況を調査し、どのエリアからお越しくださる方が多いのかを分析するといった仕事も私が担当しています。また、お客様の声をいただくために園内でアンケートを行い、よかったところや改善点などを社内で共有することで、よりよい遊園地づくりを目指しています。

    仕事をするうえで意識しているのは、会社の「アンテナ役」として、つねに世の中の動向・流行を探ること。また、お客様の声を社内に届け、サマーランドの魅力や価値をお客様に伝えるという、会社とお客様をつなぐ「パイプ役」が自分の使命であると思っています。コロナ禍では、お客様から「サマーランドが大好きなので、継続してずっと運営してほしい」「ずっとなくならずに、自分の子どもや孫の代まで経営してほしい」というお声をたくさん頂戴しました。「こんな風に思ってくださる方々のためにも、より一層頑張ろう」と、大きな励みになったことは忘れられません。
    実は今、新しいプールを建設中で、2024年の夏にオープン予定です。今後はこちらの開発・宣伝にも携わり、たくさんの方に新プールの魅力を伝えると同時に、お客様をワクワクさせるような企画を立案・実施していきたいです。
    当社はレジャー好きの社員が多いため、休日に一緒に遊園地や釣りに出かけて交流を深めることが多々あり、とても居心地のよい職場だと感じています。また、東京都競馬グループの一員ということで、大井競馬場が冬の間に行う東京メガイルミの運営は当社が担当。グループ各社が自社の特色を生かすことで、さまざまな事業展開が可能となっています。就職活動は大変だと思いますが、思いもよらない出会いや発見がたくさん待っているはず。大きく成長できる機会でもあるので、最後まで粘り強くいきましょう！